色が付きはじめました!

久世
初日まであと1ヶ月と迫った「うみぼうやとうみぼうず」は、稽古と並行して、人形づくり・舞台づくりなどが進んでいます!


京芸は、美術専門の人はいないので、役者や制作部の面々が、公演や日頃の仕事の合間を縫って、チクチク・カンカンと作業を進めているのです。
今日は、しこみの流れをざっとご紹介。
①まず美術のプランナー(今回は菅沼輝之!)が、脚本を読んで人形や舞台、小道具のイメージの絵を書きます。それを元に皆で話し合って、イメージを固めていき、拡大コピーして「コレくらいの大きさかなあ〜」と決めていきます。
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②そして、仮の人形を試しに作って、実際稽古に使ってみます。「この体の部分が動けばいいなあ〜」「大きさどうかな?」「こんなアイデアも使えるんじゃない?」などと決めていき、そろそろ定まってきたところで、本番用の人形づくりに取りかかるのです。

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(↑仮人形くん)

京芸の人形は、作り方の型が決まっているわけではないので、作品ごと人形ごとに「どんな形がベストだろうか?」と探り続け、人形の進化は本番初日まで続きます!!
(・・・だからたまに、役者も見た事がなかった服やパーツが、本番に人形に追加されていることもあるのです(笑)そんな時は、びっくりします。)

③そして、いよいよ本人形!
形を作って、布を貼ります。色がついて一気に華やかになってきました。
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さて、これからはどんな進化を遂げていくでしょうか??お楽しみに〜☆