ちょっとの間できていなかった「もしもし、こちらオオカミ」の仕込み日記を再開します。どうぞよろしくお願いいたします。

さ、今回は劇団で唯一入るFM局「αステーション」を聞きながら仕込み日記を書きまーす。


さてさて、今回の「もしもし〜」の人形は、基本的に劇団で「パクパク人形」と呼ばれる類いの人形となっております。
人形の後ろないしは下から演者の手を入れて、手の開閉がそのまま人形の口の開閉になるタイプです。表情がよく動くので、「表情人形」と呼ばれたりもしています。
主役の「おっちゃん」の作りかけの人形はこちら↓

おっちゃん1





顔はウレタンスポンジ、胴体は空洞にしたいので丈夫な布(今回はキルティング)を使って吊り下げている状態です。
それに手足は綿テープで繋げてあります。手足と胴体の布を直接縫い付けると強度が弱いので、綿テープで補強している感じです。
演技に夢中になると役者はえらい力で引っ張ったりしますからね。用心用心。

で、肌の布をつけて仮の髪の毛やズボンを着せてみたのがこちら↓

おっちゃん2





こうやって試しにつけてみて様子を見ながら作業を進めていきます。

もう初日までは一ヶ月を切っていますので、このおっちゃんの人形の形は出来上がっております。
それがこちら!

主役のふたり





隣にいるのはもうひとりの主役のカックンです。小学6年生の女の子。
人形はここからメイクをして完成します。
そのメイクした姿はまた今度〜。

「もしもし、こちらオオカミ」
2014年1月11日(土)と12日(日)。これを逃すともう観られません! ぜひご来場ください!
お申し込みは人形劇団京芸 ℡0774−21−4080です。
詳しい作品内容はこちらから⇒あらすじ