工房1階に行ってみると、工藤さんが、何やら木工作業をしていました。

『火よう日のごちそうはひきがえる』の主人公ウォートン役でおなじみの工藤さんですが、何してるんですか?

「ケコミや。ケコミを作ってるんや」
ほほう、ケコミ。人形劇で人形が立つ地面というか一番前面にあるあの衝立てですね。
ところで工藤さん、青森出身なのに、なんで関西弁なんですか。
「いいじゃないか、関西人役の人形劇もしてるんだから」
あ、ケコミの話でしたね。
「ケコミは人形劇の基本となるもの。家でいえば土台、人間でいえば産婦人科や!」
‥‥力説ありがとうございます。
そんなこんなで、工藤さんは何メートルもある大きなケコミを製作し続けるのでした。
これがお披露目になるのは8月1日(日)宇治市生涯学習センター。みなさまぜひお越し下さい!