2026年新作『シーラカンスとぼくらの冒険』動きはじめました!
◆物語のあらすじ
ぼくらは地下鉄で、生きたシーラカンスに出会った……
マコトは塾の帰りに、地下鉄のホームでシーラカンスと出会った。人のようにベンチのとなりに座っていたーー。幼なじみのアキラとともに、その謎を追い始めるマコト。謎が解けたとき、二人はシーラカンスを「師匠」と呼んで友達になり、一緒に冒険に出かけることになる。ところが「師匠」がケガをして大学の研究室に保護されることに。3人の友情と、その未来は…!?
驚きとスリルに満ち、爽やかな感動をよぶ友情物語です。
(あかね書房『シーラカンスとぼくらの冒険』ページ
https://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251044105 より)
◆スタッフ
来年からはじまる本格的な稽古にさきがけて、「仮もの試し稽古」が行われました!


関係者全員でアイデアを出し合い、様々なシーンの表現方法を試していきます。


水族館や地下鉄ってどう見せたら面白いのか。ベンチに座るシーラカンスってどういうポーズになるのか? 自転車で疾走するって、どんな表現なら信じられる? などなど、ザックリ作った仮もの舞台装置を動かして、色々な可能性を探ります。
人形の形状や仕掛けも、どんなものが効果的に見えるのか、過去作品の人形たちを使って確認していきます。(シーラカンスは口の開閉で色んな感情表現ができそうだなと、ワニ人形で確認。身体の構造はヒレの大きな別の魚人形でも試してみよう、などなど)
仮もの試し稽古を受けて脚本や美術プラン作業が進み、進んだ分を受けてまた試す事を繰り返しながら、夏の本番に向かっていきます。
他にも、美術家がシーラカンスに詳しい水族館を見学したり、新素材を使ってみる技術ワークショップを受けたり、水面下で色々動き出しています!



詳しくはまたHPの「仕込み日記」https://www.kyougei.com/index.php/column/archives/category/makingやSNS (京芸Twitter/インスタグラム) で紹介していきます。
どうぞお楽しみに〜!
